「撮影スポットのモダンガール」
2022/03/11
■vol.5 令和4(2022)年3月11日(金)
今回は、「戦前の北九州」コーナーの撮影スポットをご紹介します。ここでは、当時の門司駅(現在の門司港駅)を背景に、モダンガールのパネルと記念撮影ができます。
モダンガールとは髪の毛を短くカットし、和服ではなく洋服を着るなど、当時としては最先端の装いに身を包んだ女性たちのことです。(略して「モガ」とも呼ばれました。)
大正時代から昭和初期の日本では、外国との交流が進んできたとはいえ依然として和服姿の女性が多かったため、そのような装いで街を歩くということは大変珍しく、モガたちの存在は常に注目を集めました。
モダンガールの洋服は、北九州市立戸畑高等専修学校 洋裁科の野口先生にもアドバイスをいただきました。また、当時の絵はがき等から服の色や形を調査しました。この時代でも白やピンクのワンピースやブラウスを着た女性は多くいたようです。最終的には背景に埋もれないようにピンクのワンピースのモガにしました。
ご見学の際にはこの「モダンガール」と撮影して、当時の門司にタイムスリップした気分を味わってください。