焼夷弾の模型
2022/04/15
■VOL.10 令和4(2022)年4月15日(金)
ミュージアムでは、1945(昭和20)年8月8日の八幡の空襲の時に使用された焼夷弾の原寸大の模型を展示しています。(写真1)焼夷弾は家屋等を焼き払うため、燃焼力の強い物質を詰めこんだ爆弾です。
写真2のように容器に入った状態でB29に積み込まれた焼夷弾は、投下すると容器がバラバラになり、中にある110発が解放されて落下していく仕組みになっていました。
当時の人々は焼夷弾が落ちてきたら逃げずに対処するよう指導されていましたが、激しい勢いで燃え上がるため、消し止められなかったという体験談もあります。
また、写真1の模型展示は実際に触れることができますので、焼夷弾の重みや大きさを体感してください。